PrusaM3s 組み立てレビュー 3

Prusa M3s part3X軸、Y軸の組み立て

X軸の組み立て

この項目は、あまり難しくはありませんが、とにかく部品の方向に注意が必要です。

スライドベアリングは、シリンダーの中にボール列が並んでいるのですが、そのボール列を45度ずれるようにベアリングを取り付け、ガイドレールとの設置面積を分散させるようにします。

また、この項目も、方向が重要で、一定の方向からしか取り付けることのできない部品が多数あります。マニュアルをしっかり読んで組み立ててください。

X軸ロッド

X軸ロッドはこのキットの中の一番長いロッドを使います上側のロッドには、スライドベアリングが2つ、下側のロッドは1つというレイアウトなのですが、ロッドをXエンドにはめる時に、結構な力が要ります。上下を間違えると、やり直しが大変なので、十分確認して組み立てましょう。

X軸モーターもX axisと明確に書かれているので、正しいモーターを選びます。モーターのケーブルがどこから出ているかも、しっかり調べて、組付けなければ、長さが、たりなくなってしまいますので、注意してください。モーターのプーリーや、モーター本体の取り付けも、この時点では、仮止めです。

Z軸の組み立て

Z軸のモーターを、フレームに取り付けます。モーターマウントは、左右で、形が違うので注意しましょう。

Z軸モーターは、シャフトに直接ウォームギアが付いているため、組み立て中に倒したりしないように注意してください。最初に、付いているトラぺゾイダルナットを取り外し、ダストカバーを取り付けます。ダストカバーは少し取り付けずらいですが壊さないように注意しましょう。

それとZモーターのケーブルは、左右で長さが大変違いますので、左右の確認も大切です。

X軸に、先ほどモーターから外した、トラぺゾイダルナットを取り付けます。

このX軸をZ軸のトラぺゾイダルナットとガイドロッドに取り付ける際、スライドベアリングにダメージを与えないように、最大の注意が必要です。無理な力をかけて押し込むことは厳禁です。

取説には、もし、取り付け中に、ベアリングのボールが、出てきた場合、その数を数えてください。1-2個でしたら、何とか使うことができますが、それ以上のベアリングボールが、外れた場合は交換が必要です、と。結構ラフだなぁ。

無事にZ軸にY軸が取り付けることが出来たら、Z軸のシャフトを手で回してみて、X軸がスムーズに上下できるかを確認して、そこまでの作業は終了です

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