ロックダウンを考える

世界中、コロナ禍が、猛威を振るっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

テレワーク

テレワーク特需でSkype の利用が爆上げらしいですが、テレカンファレンスでいつも思うのが、ビデオは必要なのか?という部分です。

多くの会議では、わざわざビデオカンファレンスをする理由は、例えばデザインの確認であったり、特定の資料に対応した会社の方針などを決めるような場合が多いのですが、

その、ドキュメントやデザインの確認であれば、別なアプリで各自に表示させたうえで、音声での会議が主なやり方なのです。

にわかテレワーカー

先ず最初に起こるのは、「ああー、聞こえますか?画像見えてますか?音声、遅れる?」などの無駄な時間で30分、そしてやっと会議の準備ができた時点で、全員がマスクをつけて、マスクの下でどのような表情をしているのかも、計り知れない状況です。そして、パワポのめちゃ細かい文字のドキュメントをカメラに向けて独りよがりにしゃべりだすのです。

これは、テレカンファレンスごっこなので、やる意味はないです。

会社機能の低下

この状況で、自宅で仕事ができるのは、逆説的に、ある程度のバジェットを動かせる権限を持った人が多い印象です。

そのため、大企業に限って、新しいプロジェクトの可否、契約の締結などに、無駄な時間がとられるので、プロジェクトの進捗そのものに影響が出ているのです。

ハンコ文化の日本で、ハンコを押す決済権を持つ重役が、テレワークで自宅勤務だったら、早くて一週間、無駄な時間が流れるわけです。

20世紀型経済活動の終わり

この騒動は、どのような形で終結するかわかりませんが、通勤電車に乗って、月数万円もする定期券を買い、毎日出勤するという、価値観は大きく変わるでしょう。

20世紀型の経済活動は、大きな資本を背景に生産力のある企業が、大量生産をする。その過程で、安い人件費を求めて海外へ生産拠点を移した企業もたくさんあります。そしてマスプロダクションした大量の商品を、消費者に届ける過程で、多くの人出が費やされていたわけです。

具体的には、①広報やマーケティングに広告代理店 、②在庫を需要地に途切れなく届けるための流通網、③最終末端に小売りする市井の販売店。

この①から③に携わる人々は、付加価値を生産しているわけではなく、マスプロダクションされた生産物を、流通させるコストを手数料として、本来の商品価値のだいたい5-10%ずつをその都度抜き取っているのです。

GAFAはわかっている

GAFAはこの中間マージンを限りなく0にすることを究極の目的としています。

GAFAでなくとも、データーの売買によって付加価値を売るサービスを営んでいる分野では、すでに当たり前になっています。ネットのおかげで送料0でダウンロードだけで商品が売れる。流通コストは限りなく0に近い。

テレビや新聞は、すっかり影響力をなくし、ネットメディアが、最も大きな影響力を持つメディアになった。大手広告代理店がいなくても、誰もが、広告を掲載することが出来ますし。ネットメディアと広告主の間には、第三者が入らないので、中抜きはないはずです。

末端の物理的店舗も、見直しが行われるでしょう。コンビニは、「Amazon Go」のようになり、客と直接対面する店員は不要。きっとパニック買いなどを抑止できる工夫の余地もあるでしょう。

現時点では結構エラー発生率高いようだ。

物理的な店舗は、先が見えない状態で治安が悪くなるだいぶ以前に、営業を停止せざるを得なくなり、暴動にも脆弱なため、少なくなっていくのかもしれません。

ドローン配送

Amazonも、今回の件で人間による物流のラストワンマイルが影響を受けているようです。この試練を超えることが出来たら、Amazonは、このラストワンマイルからの人間の排除を、試みるでしょう。それは、おなじみのドローンによる配送なのかもしれない。

もちろん、日本のようにドローンの下で操縦者がプロポもって追いかけるような、子供騙し的なドローン配送ではなく、配送センターで、オペレーターが一人当たり数十機を管制コントロールする、真の無人搬送システムによって…。

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