Lumenier QAV250

ドローンはもうプロポを使うことは無いだろうと思っていたので、プロポを新調する気は全くなかった。ヘリ用に使っていたGraupnerのMC24をそのまま使おう。何せ当時ハイエンドのプロポをわざわざドイツで買ってきた物だし。

しかし、調べて見ると、世の中は全く変っていて、驚いた。日本製のプロポは最高だった時代からあっと言う間に、無価値なものになていた。とはいえ、購入時に今のOpenTXにかなり近い自由度の高いファームウェアを焼いたチップをオプション装備していたため、イケると思っていた。

ファームウェアを焼いたチップ

今では考えられないが、当時はファームウェアを自分でアップデートする事は出来ず、スペシャルなファームウェアを焼いたメモリーをオプションで購入すると言う、ファミコンカセットのような仕様。これによって、24chを自由に使える事ができた。モード切り替えや、スイッチに自由に機能をアサインできるなど、自由度は抜群だったが、雑誌くらいある分厚いマニュアルを熟読する必要があった。当然、買ってすぐに使えないので、日本では全く人気が出ないだろう。当時国内で売られていたプロポは、飛行機用、ヘリ用、とわざわざ別なファームウェアを焼いたプロポを売っていて、モード切り替えすらできなかった。

まあ、自己責任で勝手に分解して変えちゃってたけど。保証が効かなくなりますって、JRなんか消滅しちゃってんだから。

72Mhz>2.4Gへ

空物ラジコンは当時72Mhzで、かろうじて使用するチャンネルをドライバー(笑)で変える事ができた。GraupnerはJR(旧日本遠隔制御)からOEM供給されていたため、日本国内用の発信モジュールがそのまま使えた。 このモジュールのホームファクターのみが今でも残っているのが泣けてくる。。JRの2,4ghzモジュールを付ければいいや!と思っていたらなんとJRは詐欺師に多額な事業資産を横領されて、潰れていた!またまたショック!

Frsky

JRのPCM9Xの金型で”パクリ”プロポなんか作りやがって!何がTaranisだ!と第一印象は最悪。しかし、同じ金型だけに、モジュールも一緒だ。なんたる皮肉。嫌だけどXJTをつけて2.4Ghz化。なんとかドローンに使えそう。

Lumenier QAV250

ラジコンヘリ以来久しぶりに興味をそそられて、触手を伸ばす。まず、どの機種を選ぶか迷った。YouTubeで見る機種が、どこで入手しているのか全くわからず、明らかにコピーのような物ばかりで、困っていたところgetfpvで QAV250を見つける。

ヘリに比べたら構造は単純だし、これは多少クラッシュしても壊れないな、と思った。
ヘリは、地上で転けただけで、ローターブレード、下手したらサーボ3つが逝く。ローターブレードだって1セット1万近くするので、500円くらいでプロペラが替えられるのは、衝撃的だ!

初々しい!FCはnaze32 rev6 ファームウェアは、CleanFlight.受信機はX4R-SBでCPPM 接続。naze32もそうだが、CPPMはレスポンスが遅い!と話題だったが、全くスキルが伴わず、何が遅いかもわからん状態。

テレメトリーが使えないが、naze32のアナログRSSIとOSDdogeの組み合わせでゴーグルでは確認する事ができた。

当時の流行りで、結線はとにかくコネクターを多用していた。FPVFlightclub,さんの影響で、FC、VTXも全てコネクターを使って配線してたなぁ。機体も脚付き!

今見ると、VtxもSMA変換コネクタ使いすぎ!コネクタごとに熱持ってエネルギー捨ててました!!
OSDは、最初見たとき感動。ただ、弄りまくってたら、マジックスモークかまして、実飛行では一度も拝めなかった。。。

この頃から、”実は意外とお金、かかるんじゃ?額が小さいけど、、、やばい沼?と気付き始める。

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